日本では山地の林で見られる鳥です。短い尾を持ち、頭を下に向けた姿で木にとまることがあります。
尾は短く、木に下向きにとまる姿が特徴です。北海道にすむ亜種は、腹が白くなっています。
ゴジュウカラは木の穴で子育てし、巣穴の入口に泥を塗って形を整えます。中国・吉林省の研究地では、直径4.5~6.5センチの巣箱の入口を、およそ2.5センチまで狭めていました。
Yuらは2019年、ひながいるゴジュウカラ17巣と、入口に泥を塗らないシジュウカラ科の鳥20巣の近くに、シマリスとリスの模型を置き、親鳥の反応を比べました。両方の鳥はシマリスの模型に、リスの模型より強く反応しました。ゴジュウカラはシマリスに対して、比較した鳥よりも多く攻撃しましたが、リスへの反応の強さは同じ程度でした。研究者は、泥で狭めた入口が、巣をねらう動物の危険度を見積もる手掛かりになる可能性を示しました。泥で巣穴の形を整える習性が、ひなを守る行動にも結び付いています。
IUCNレッドリスト(BirdLife International) · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
BirdLife Internationalの2018年の世界評価では、ゴジュウカラは低懸念(LC)で、世界の個体数の傾向は安定とされています。スロバキアの放牧された古いオーク林を3年間調べた研究では、繁殖ペアは木や巣穴の多い場所に縄張りを持つ傾向がありました。この調査では、木々と巣穴のある林がゴジュウカラの繁殖場所として選ばれていました。