ブラジル北東部のカアチンガ地域に分布する森林性の鳥です。ある保護区で観察された幼鳥は、顔とのどが黄色みを帯びていました。
2010年にGameleirasで観察された幼鳥二羽は、目の周りの皮膚とのどが黄色みを帯び、赤い肉垂がありませんでした。胸や脇の白い筋も淡く見えました。
マミジロシャクケイは、ブラジル北東部のカアチンガに固有の鳥です。雨季と乾季のある森林で暮らし、果実や花、葉などを食べます。乾燥の強い地域にも、雨の季節にはさまざまな実りがあります。鳥の食事を知ることは、この森でどんな植物が動物を支えるかを知ることにもつながります。
2014年末から翌年にかけての調査では、状態の異なる二つの森林でふんを集め、食べ物が調べられました。二十二の餌の項目が見つかり、ふんに含まれる種子は、形を保ったまま出ていました。大きな果実も食べられる体が、ほかの鳥があまり扱わない種子を運ぶことにも関わっています。
別の地域の研究では、季節に葉を落とす乾燥林や、木の育つ環境との強い関係が示されました。森林の減少に加え、食用の狩猟も保全上の課題です。地域の人々との関わりを知り、餌になる植物と暮らせる森林を残すことが求められます。果実を食べる鳥の保全は、乾いた森の植物とのつながりを残す仕事でもあります。
IUCNレッドリスト(保全・研究機関掲載) · 絶滅危惧(VU) · 世界
森林の減少や狩猟が脅威です。乾燥林の樹木が残る場所を守り、地域の利用状況を把握することが重要です。ブラジルの研究教育機関による鳥類調査でも、絶滅危惧の鳥として取り上げられています。