パンパステンジクネズミは、南米の草地やサバンナにすむ野生のモルモット類です。草を主に食べ、草むらに身を隠しながら活動します。
毛は茶色で、背中は濃く、腹側は淡い色です。
パンパステンジクネズミはブラジル各地に広く分布しますが、バイーア州のサンフランシスコ川流域は、文献に記録のない地域として紹介されていました。2022年の報告は、バイーア州のセラードにある半落葉樹林でこの種の群れを確認した記録を伝えています。
報告者は確認地点の森林の特徴と過去の文献を照らし合わせ、分布を示す地図を新たに提案しました。対象地はサンフランシスコ川流域の一部で、記録はセラード内の半落葉樹林から得られています。ひとつの場所で得られた観察が、地域の動物分布を描く資料に加わりました。論文では体長約25センチ、灰色の体をもつ齧歯類としても紹介されています。この地点の森林記録を加えて、著者はブラジルの分布地図を見直しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
バイーア州のセラードにある半落葉樹林での記録は、サンフランシスコ川流域におけるパンパステンジクネズミの確認地点を示しています。この地域の動物分布をまとめる際、現地で得られた記録と過去の文献を合わせた地図の基礎になります。