サバンナシマウマは、アフリカ東部から南部の草原や林に暮らすシマウマです。オス一頭とメスや子どもの家族群をつくります。
しまの配置は一頭ずつ異なります。一部の亜種には、黒いしまの間に薄い褐色のしまもあります。
サバンナシマウマの声には、鼻から空気をふき出すような音、そっと息をはくような音、甲高い短い声、息を吸って吐く音を連ねる声があります。鼻を鳴らす音は、草を食べたり歩いたりするときにも出ます。甲高い声は仲間とのやり取りで、長く連なる声は仲間と離れる場面で多く現れます。
2024年の研究は、南アフリカのピラネスバーグ国立公園と、デンマークのサファリパーク、動物園の計三か所で声を集めました。2019〜2022年に集めた音のうち、声の種類を調べる分析には678の音を使い、少なくとも四種類の違いを確かめています。また、鼻を鳴らす音を個体ごとに比べると、性別や録音場所の違いを考慮しても、出した個体による音の特徴が残りました。声の高さや長さ、音の強弱の変化などが、その違いに関わっています。一頭ずつ異なるしま模様を持つシマウマには、日常的な鼻の音にも、それぞれの特徴があるのです。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
南アフリカ、エスワティニ、レソトを対象にした2025年の地域保全評価は、柵で生息地が分かれることを課題に挙げています。移動できる範囲が狭まると、干ばつなどの際に、草や水のある場所へ移りにくくなります。評価者は、保全地域や移動路をつなぎ、自由に移動できる範囲を広げることを提案しています。小さな保護区では、個体数や群れの構成を把握し続けることも管理上の推奨事項です。