アジアフサオヤマアラシは、細長い体を短めのとげが覆い、尾の先に房毛を持つヤマアラシです。夜に採食し、昼は穴などで家族の仲間と休みます。
体は細長く、比較的短いとげで覆われています。尾の先には筆のような房毛があります。
ベルム・テメンゴール森林で、研究者は計7穴にカメラを置きました。内訳はマレー・ヤマアラシ6穴、アジアフサオヤマアラシ1穴です。後者の穴では14種、前者の各穴では1〜5種の動物が関わりました。全体では少なくとも22種の動物が巣穴を利用しており、入口で虫を食べる鳥も記録されました。マレー・ヤマアラシの穴上では、10メートル離れた対照区より苗木の種数と密度が高い結果でした。
ヤマアラシ類全体についての聞き取りでは、植物80種のうち51種(65%)で種子が食べられ、26種(33%)で散布が記録されました。散布の内訳は、21種で貯蔵、5種で排泄後です。残る3種では、2種の果肉だけが食べられて種が親木の下に落ち、1種の種子の行方は不明でした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
この研究では、マレー半島部の両種の個体群について、狩猟と森林の減少が主な懸念として挙げられています。雨林の中で、ヤマアラシは巣穴や種の動きを通じてほかの生き物と関わっています。