英国の庭や公園などでもよく見られるツグミの仲間です。地面の落ち葉などを調べ、ミミズや昆虫、果実を食べます。
オスは黒い羽に黄色のくちばしと目の周りの輪を持ちます。メスは主に暗い茶色で、胸などにまだら模様があります。
ドイツ南西部、ロッテンブルク近くの山地林ラムメルトでは、研究者が21台のカメラトラップでクロウタドリの動きを観察しました。記録は2021年1月から翌年1月まで続き、499件の撮影が活動記録に使われました。季節ごとの日長の違いを補正して比べると、春の活動には一日の山が一つあり、夏・秋・冬は二つの山が見られました。
春はオスがメスより早く活動し、夏はオスとメスのどちらも午前中の動きが多くなりました。秋はオスの活動が朝と夕方、メスは正午ごろに集中し、冬はオスとメスとも午後に多く記録されました。春の単峰化は、繁殖やなわばり行動と関係する可能性があります。オスとメスの活動時間は年間を通じて大きく重なる一方、活動の山の数や時刻には季節ごとの違いがありました。
BirdLife欧州鳥類レッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 欧州
BirdLife Internationalの2021年欧州鳥類レッドリストでは、クロウタドリは欧州の評価で低懸念(LC)で、個体数の傾向は増加とされています。