オスの頭は、丸みのある形をしています。
記載されたオスとメスでは、腹部が灰色がかった茶色とベージュのまだら模様です。オスの頭から胸は暗い赤茶色で、メスでは茶色です。
Austrarchaea cunninghamiのオスは、大あごの根元側の前面に、ブラシのようにまとまった毛をもっています。詳しく記載されたメスの同じ場所には、この毛のまとまりがありません。オスとメスの腹の背中には、それぞれ三対の小さなこぶがあります。記載されたオスの体長は2.82ミリ、メスは3.54ミリでした。長い首のような輪郭に加え、大あごの毛や腹のこぶにも、細かな形の特徴が表れています。
2011年の研究は、体の形だけでなくDNAも使って本種を区別しました。同定に用いた三個体の二つの遺伝子領域を比較し、研究で調べたほかの仲間と異なる四か所の塩基を示しています。標本にはメスだけでなく幼体も含まれていました。おとなの交尾器官を使いにくい幼体でも、遺伝子の並びを比較することで同定を支える材料が得られます。形の観察と遺伝子の情報を組み合わせて、雨林の小さなクモを整理した研究です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種の生息地であるメイン・レンジ国立公園では、2013年の管理方針が火災や周辺の土地利用への対応を示しました。2024年に延長された2013年の管理方針は、周辺の牧場から牛が入るのを防ぐ境界の柵と、公園周辺の土地所有者との火災管理の連携を説明しています。同方針は、柵の整備の継続と尾根での火入れなどを組み合わせた、公園の火災管理を紹介しています。