ニューカレドニア本島の湿った森にすむ、飛べない鳥です。昼のあいだ、落ち葉や土の中から生きた小動物を探して食べます。
羽は淡い青灰色で、頭には立ち上がる冠羽があります。くちばしと脚は橙色から赤色、目は黒く虹彩は赤色です。翼には広い黒褐色の帯が4本あり、翼を広げた時に見えます。
カグーは、ニューカレドニアの森の地面で暮らす鳥です。灰色の羽と橙色のくちばし、脚を持ち、頭には冠羽があります。大きな翼は、岩や起伏のある地面で釣り合いを取るときにも使います。親はひなへ敵が近づくと、地面で翼を広げて羽ばたき、注意を自分へ向ける行動を見せます。
リビエール・ブルー州立公園では、持ち込まれた犬やネコ、野生化したブタなどへの対策と、生息環境の管理が続いてきました。こうした動物は、鳥や卵を食べたり、餌や森の状態へ影響したりします。飛ばずに地面で子育てする鳥を、森の中で守る取組です。
公園の記録では、1984年に約60羽だった集団が、2019年の調査で千羽を超えると推定されました。これは、その公園で守られてきた集団の変化です。数える作業を続け、分布の広がりも確かめています。保護する場所と、外から持ち込まれた動物への対策を組み合わせた例です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ニューカレドニアでは、持ち込まれた犬やネコなどによる捕食や、ブタなどによる環境への影響が課題です。リビエール・ブルー州立公園では、こうした動物への対策、生息地の管理、カグーの継続した見守りが行われています。