ハゲノドシャコは東アフリカの低木草地や水辺近くにすむ鳥です。オスには脚の後ろに鋭いけづめがあり、道路沿いを歩きながら地面の餌を探します。
オスの脚の後ろには、闘争に使う鋭いけづめが1本または複数あります。
ハゲノドシャコは、草と低い茂みのある乾いた地域を使う鳥です。虫や種子、さまざまな植物を食べます。食べ物は、地上に見える葉や種子だけでなく、地下にある植物のふくらんだ部分にもあります。カヤツリグサの仲間の地下のふくらみも、この鳥の食卓の一つです。
1977年に発表されたケニアのセレンゲイ地域の研究では、ハゲノドシャコと、別のシャコの仲間、ホロホロチョウの食べ物が二十二か月にわたって調べられました。三種とも、カヤツリグサの仲間の地下のふくらみが、主要な植物の食べ物でした。体の違う鳥たちが、同じ植物資源を利用していました。
食事には、草の花や実、葉、虫も含まれていました。雨が降ったあとには、虫や草の花を食べる利用が増えています。また、別のシャコとホロホロチョウでは、共通する食べ物が少ない一方、どちらもハゲノドシャコとは一部の植物の食べ物が重なっていました。地下の食べ物と、雨に応じて変わる地上の食べ物が、同じ土地の鳥たちを結んでいます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
セレンゲイの研究は、草地にある地下の植物資源も、ハゲノドシャコなどの食べ物になると示しています。生息環境の保全では、目に見える草や茂みとともに、食べ物となる植物が育つ場所や、雨のあとに利用される虫などの季節変化を把握することが、鳥の暮らしを理解する手がかりになります。