人とともに世界各地へ広がった家畜のヒツジです。仲間とまとまって行動する性質があります。
羊毛の有無や角の有無、毛色は品種によって異なります。メスは一般にオスより小さくなります。
写真を使った実験で、ヒツジは見慣れた人の顔を選びました。2017年、ケンブリッジ大学の研究者は、8頭のメスのウェルシュ・マウンテン種に画面の顔写真を見せました。まず4人の有名人の顔を、食べ物のごほうびを使って見知らぬ人の顔から選ぶ訓練を4日間行いました。訓練では1日12回の選択を行い、最後に1日15回の試験をしました。
その後、同じ4人の顔を正面と左右に傾けた新しい写真で見せると、ヒツジは8頭平均で68.0%の割合で見慣れた顔を選びました。いつも世話を受けていた飼育担当者の写真も、知らない人の写真と並べて見せたところ、8頭平均で71.8%の割合で選ばれました。その写真は、15回の試験のうち3回示されました。写真の向きが変わっても、顔の特徴を手がかりに人を選ぶ行動が見られました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
英国政府の2026年6月更新リストでは、在来羊のノース・ロナルドセー種を「リスクあり」に分類しています。この英国の品種別区分では、子どもを産むメスの羊が推定6,000頭以下の品種が該当します。