長い脚で浅い水辺を歩く、白黒の鳥です。
白黒の羽と長いくちばし、赤い長い脚を持ちます。
水位が下がる季節、セイタカシギの巣が水際から離れるほど、繁殖の成否が変わる可能性があります。西イランのハメダン州にあるアフゴル湿地(2008年)とシリンソウ湿地(2010年)で繁殖を調べた研究では、平均一腹卵数は3.4±0.9個で、湿地間に有意差がありました。卵の幅や体積も異なり、餌条件の違いが関係する可能性が示されています。ふ化成功率はシリンソウで0.7、アフゴルで0.1、ふ化直後のひなの平均数はそれぞれ2.27±1.75羽、0.33±0.93羽でした。
アフゴルでは水位が下がる時期に水面から遠い巣ほど繁殖成功が低く、卵やひなの死亡が増える可能性が指摘されました。二地点は異なる年の一繁殖期ずつ調査されました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体(種レベル)
世界全体では、IUCNレッドリスト2025年評価で低懸念(LC)です。評価日は2025年6月5日で、成熟個体は48万6,000〜269万羽、個体群は安定と推定されています。評価理由の一つには、分布域が極めて広いことが挙げられています。セイタカシギは草地、内陸湿地、沿岸の浅瀬などを利用しますが、生息地の面積・範囲・質が継続して減っているかは評価上不明です。IUCNは、生息域全体で保全上重要な場所が特定され、保護区への生息と系統的な監視計画があると記録しています。