アカキノボリカンガルーはパプアニューギニアのフオン半島の山地林にすむ有袋類です。木登りに向いた爪と長い尾を持ちます。
背中は濃い赤褐色で、背骨に沿って暗い筋があります。手足、足先、耳の先は黄色く、顔は白からクリーム色です。
アカキノボリカンガルーは、パプアニューギニアのフオン半島の山地林にすみます。木の高い場所で葉やシダ、樹皮、花などを食べ、強い爪と長い尾を使って枝の間を移動します。地面を跳ねる仲間と同じ有袋類で、幼い子は母親の袋の中で育ちます。
木の上で暮らし、姿を見つけにくいこの動物を調べるため、保全チームは野生の個体に小型のカメラをつけています。首輪についたカメラの映像は、森の高い場所で何を食べ、どのように動くのかを知る手がかりになります。地上から見える姿に、動物自身の目線に近い映像が加わります。
伐採や土地開発、過度の狩猟が脅威です。保全活動では、YUS保全地域を設けて森を守り、地域の人の暮らしとも結びつけています。地域で作るコーヒーなどの販売を通じた支援もあり、動物のすむ森と、そこに暮らす人の生活を一緒に支える方法が使われています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
伐採や土地開発、過度の狩猟が脅威です。フオン半島ではYUS保全地域を設け、地域の人と協力して生息地の森林を守っています。