小さな茶色の体から、よく響く長いさえずりを出す鳥です。日本では山の谷川沿いの林などで繁殖します。
丸みのある小さな体と、細いくちばし、短い尾を持ちます。尾を上向きに立てることがあります。
繁殖期のミソサザイのオスは、自分のなわばりにいくつもの巣を作り、メスに見せます。EvansとBurnは1992年、オスが作る巣の数とメスの相手選びの関係を調べ、1993年にはなわばりにある空の巣の数を実験で変えました。巣が多いオスほどメスに選ばれやすいという結果は、巣の数を変えた実験でも確かめられました。
植物がよく茂り、巣が残りやすい場所にいるオスほど、つがいになる成功も高くなりました。尾の長さと繁殖成功の関係は、巣の数を考慮すると見られなくなりました。メスが選んだ巣はどれも同じ確率で使われました。巣を1つ増やすごとにオスがメスに選ばれる機会も同じ程度増え、巣作りの利点は一つずつ積み重なりました。
IUCN Red List (BirdLife International) · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
BirdLife Internationalの2018年のIUCN世界評価では、ミソサザイは低懸念(LC)で、個体数は増加傾向と記録されています。評価日は2018年8月9日です。