白黒の羽と赤い下腹を持ち、木の幹にとまるキツツキです。
黒い背に大きな白い斑があります。成鳥のオスは後頭部が赤く、若い鳥では頭の上が赤くなります。
冬に針葉樹の種を食べるアカゲラは、松かさを木の割れ目にはさんで種を取り出します。ポーランドの森林で24か所の松かさをはさむ木の割れ目を調べ、2008〜2009年に食べられたものと周囲の未食の松かさ、計14,354個を比べました。
鱗片が薄い松かさでは短いものを選び、鱗片が厚くなると中ほどの長さをよく食べました。厚い鱗片の松かさは全体に食べられにくく、長すぎるものも避けられました。アカゲラの採食は松かさの長さだけでなく鱗片の厚さとも結びつき、マツがつくる種子の包み方に選択の力をかけます。研究者は松かさの長さと、鱗片の先の形を3種類に分けて比べました。周囲から集めた未食の松かさを比べることで、鳥がどの形を食べたかを調べました。
IUCN Red List · Least Concern (LC) · Global species-level assessment
IUCNレッドリストの2025年世界評価では、アカゲラは低懸念(LC)です。世界の成熟個体は約4,900万〜7,800万羽と推定され、個体数傾向はゆるやかな減少です。評価資料は、ヨーロッパの東部での減少と、分布域内の樹木被覆の減少を根拠に、世界の個体数がゆっくり減っているとしています。