アフリカやアジアの一部にすむ、頑丈な体のイタチの仲間です。
多くの個体では体の下側が黒く、頭から背中にかけて白や灰色の毛が広がります。前足は幅広く、大きな爪があります。
インド中部のタドバ・アンダリ保護区で、2016年の乾季に397か所のカメラを設置し、計9,828夜にわたってラーテルを撮影した研究があります。個体ごとの模様で区別できないため、研究者は各地点の撮影記録から頭数を推定し、100平方キロメートルあたり約14頭と算出しました。推定幅は、100平方キロメートルあたり10〜22.25頭でした。
ラーテルは206回撮影され、活動は真夜中ごろに最も盛んでした。撮影の1割未満は午前6時から午後6時の間でした。トラ、ヒョウ、ドールと活動時間が重なる割合は小さく、ジャングルキャットやサビイロネコとはより大きく重なりました。森林の多さと低い標高も、撮影数と結びついていました。
IUCN Red List · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
IUCNの2016年世界評価では、ラーテルは低懸念(LC)でした。評価日は2015年2月28日で、広い分布と幅広い食べ物・生息環境が理由です。一方、評価書は世界の個体数が減少傾向にあると記し、養蜂や小規模な家畜飼育の場で使われる罠や毒餌、他の動物向けの駆除による死亡を脅威に挙げています。こうした影響で、地域によっては姿を消した場所もあると報告しています。これは2015年の評価内容です。