アマゾン上流域にすむ、とても小さな木登りのサルです。
橙褐色の毛に覆われ、耳は周りの長い毛に隠れます。指の爪はかぎ爪に似ています。
1996年からの観察で、研究者はエクアドル・アマゾンの11個体群に暮らす34群を調べました。樹液や樹脂を得る植物は計20種で、木が18種、つる植物が2種。利用する種類の組み合わせは地域で異なり、使う植物は2〜11種と幅がありました。サンパブロでは、伐採でよく使う植物が減ると、それまで記録されていなかった植物も食べ始めました。
同じ報告では、34群のうち16群が各地域を捜索しても見つからなくなっていました。見つからなくなった群れの中には、行動圏で選択的な伐採が確認されたものがあり、著者らは長距離移動より死亡した可能性が高いと考えています。食べ物を切り替える柔軟さと森林の損失が、同じ調査地で記録されたのです。
IUCN Red List (IUCN SSC Primate Specialist Group) · 危急(Vulnerable, VU) · 世界全体
IUCNレッドリストの現行記録では、最新の世界評価は2025年版で、ピグミーマーモセットは危急(VU)です。評価日の年月日は確認できません。前回の詳細評価は2015年1月26日付で、2009年からの3世代に個体数が30%を超えて減少したと推定しました。森林面積や質の低下、採掘、油ヤシ農園、集落の拡大、狩猟などが要因に挙げられています。