アフリカ中西部の森林にすむ、大きな類人猿です。顔や手足には毛が少なく、体は暗い色の毛で覆われています。
枝や葉で、地面や木の上に休むための寝床を作ります。
ニシゴリラは葉や茎に加え、果実なども食べます。大きな体で地面を歩く一方、食べ物を探して木に登ることもあります。休むときには枝や葉で寝床を作ります。森にある植物のどの部分を食べるかは、実際の採食を追って調べられています。ガボンの群れでは、果実から取り出した種子を食べる時間も、食事の一部として記録されました。
ガボンのロアンゴ国立公園で2018年1月〜2020年7月に観察したアタナンガ群の10頭は、果実、草本の葉や髄、木の葉・樹皮・花、果実から取り出した種子、シロアリなどを食べました。2018〜2019年の採食時間では、取り出した種子を食べる時間が約1割を占めていました。
年を重ねたオスは、背中や腰の毛が灰色になり、シルバーバックと呼ばれます。群れを率いるオスにも、森の植物を食べ、寝床で休む一日の暮らしがあります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
伐採や農地への転換は、食べ物や休む場所のある森林を減らします。肉を目的とした違法な狩猟も、野生のニシゴリラへの脅威です。