アジアゾウは、南アジアから東南アジアに暮らすゾウです。鼻を使って食べ物をつかみ、水を口に運びます。
鼻先には、物をつかむための指のような突起が一つあります。大きく目立つ牙があるのは一部のオスです。
アジアゾウは、鼻先の指のような突起を使って物をつかみます。草や葉、樹皮などを食べ、メスや子どもは血縁のある仲間と暮らします。広い地域を動くゾウにとって、食べ物だけでなく水のある場所も大切です。季節で川や池の様子が変わると、ゾウが多く集まる場所も変わります。南インドでは、乾季の水と移動の関係が調べられました。
1981〜1983年の南インドの調査では、乾季の1〜4月に川沿いでゾウの高い密度が記録されました。1983年には、アライカダブ川の水がほぼなくなった地区でゾウの密度が低下し、別の恒久的な池をもつ地区では3〜4月に集中が増えました。
子どもは母親の乳を飲んで育ちます。メスが家族の群れに残る一方、オスは成長すると生まれた群れを離れます。群れの中にも、成長に伴う変化があります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
森林の減少や分断によって、移動に必要な広い場所が失われます。農地と生息地が接する場所では、農作物への被害と、人やゾウが命を落とす衝突が起きています。