湿った草地や湿地の縁を歩いて餌を探す地上性の鳥です。植物や種子のほか、地面の無脊椎動物も食べます。
体は褐色で、顔から喉にかけて暗い部分があります。オスとメスで大きさに差があると報告されています。
ヌマシャコは、背の高い草が生える湿った草原に暮らします。北インドでは、自然の草原に加えてサトウキビ畑でも巣を作ります。農地の中でも、栽培中の畑や、使われなくなって草が茂った畑など、違った場所を子育てに使っています。
ドゥドワ国立公園近くのゴーラ・タールでは、1998年に発信機を付けた鳥を追う調査が行われました。追跡対象の六つの巣のうち、卵がかえるまで残ったのは二つでした。一つは使われなくなったサトウキビ畑、もう一つは自然の草原にありました。
一方、栽培中のサトウキビ畑にあった巣は、収穫で壊されました。別の二つの巣では、卵を温めていたメスが犬や密猟者に捕らえられています。背の高い植物に覆われた場所でも、収穫の時期や、人や犬の出入りによって、巣の行方は変わっていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2003年の研究者は、サトウキビ畑の間に自然の背の高い草地を残すことや、一部の畑を休ませる管理を提案しています。巣が作られる場所と収穫時期を踏まえ、農地の中にも草の茂みを維持する方法を検討する必要があります。