ホオダレホウカンチョウは、アマゾン上流域の森林にすむ大型の鳥です。森の地面で硬い木の実や種子を食べます。
オスは黒い体に白い腹が目立ち、メスは赤褐色を交えた羽色をしています。
ホオダレホウカンチョウは、アマゾン流域の川沿いの森林に暮らす鳥です。川の水が季節によってあふれる氾濫原の森を使い、水面の近くに姿を見せます。水が増える時期と引く時期のある環境で、食事や移動、子育てが続いています。
ブラジルのジュルア川流域で見つかった九つの巣は、水位の低い季節のものでした。巣には小枝や葉などで作るものと、木の上のパイナップル科の植物を使うものがあり、どれにも白い卵が二個ありました。地面が現れる時期は、かえったヒナが歩ける時期にもなります。水位の変化が、子育ての舞台を変えていきます。
別の追跡調査では、三羽が川岸や湖の近くをよく使うことが分かりました。一方、川沿いは人も入りやすく、狩猟や森林の減少の影響を受けやすい場所です。広い森を残すことに加え、この鳥が使う水辺の環境を重点的に守ることが、研究から提案されています。川と森のつながりが、この鳥の保全にも関わっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
狩猟と生息地の減少が脅威です。川や湖に近い森林を好むため、人が入りやすい水辺で影響を受けやすくなります。生息地の保護では、利用する水辺の森林を重点的に守り、狩猟の影響を減らす取組が提案されています。