カンムリシギダチョウは、後ろへ流れる長い冠羽と灰色の体の濃いしま模様が特徴です。地上で種や実、小動物を探して食べます。
小さな頭と細い首、短い翼をもち、後ろへ流れる長い冠羽が目立ちます。羽色は灰色で濃いしまがあり、メスは少し明るいことがあります。
カンムリシギダチョウは、アルゼンチンやチリの草地、低木地などに暮らします。頭に細長い冠羽を持ち、地面を歩いて種や果実、葉、昆虫などを探します。短い距離を飛ぶこともできますが、食事の中心は足元です。草や低い木の間にある食べ物を、歩きながら利用する暮らしです。
トロント動物園の種紹介では、昆虫が多い夏には虫を多く食べ、冬には植物を多く食べる季節の変化が紹介されています。冬は食べ物が少なく、群れで広い範囲を動くことがあります。季節に合わせ、食卓の中身と動く範囲の両方を変えながら、乾いた土地で食事をつなぎます。
子育てでは、つやのある緑色の卵を地面の巣へ産みます。求愛はメスから始まることがあり、オスが卵を温めてヒナを育てます。アルゼンチンの国立公園の種資料には、低い茂みの下に隠れた地面のくぼみに巣を作る暮らしが記されています。食事をする地面が、次の世代を育てる場所にもなります。
IUCNレッドリスト(保全機関の種紹介掲載) · 低懸念(LC) · 世界
狩猟や生息地の破壊で、個体数が減った地域があります。アルゼンチンでは保護地域での分布が記録されています。食事や地面での子育てに使う草地や低木地を保つことが保全につながります。