暗い毛色の体で、森の下草に身を隠すワラビーです。
体はずんぐりしていて、毛は暗い茶色です。腹や胸、耳の付け根には赤茶色の部分があることもあります。
湿地ワラビーの食事は、草食だからといって草だけではありません。クイーンズランド州南東部のノース・ストラドブローク島で、交通事故で死んだ34頭の胃内容物を調べると、低木、草本、イネ科植物、シダ、菌類が見つかりました。
量ではイネ科植物、次いで低木が多く、食べた植物は同じ種類の中でも窒素分が高い傾向でした。よく食べられた草の中には繊維質が多い種類もあり、研究者は繊維の少なさより窒素分を選んでいる可能性を示しました。植物の分類だけでなく含まれる栄養にも注目すると、ワラビーが身近な植生からどんな食物を選ぶのかが見えてきます。よく食べられた草の中には、窒素分が低木と同程度かそれ以上のものがありました。ただし、この関係には季節差があり、夏は例外と報告されています。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体(種レベル)
2016年のIUCN世界評価では、オグロワラビーは低懸念(LC)です。ノース・ストラドブローク島での食性調査は、地域の食物選択を示すもので、種全体の個体数変化を評価するものではありません。