湿った原生林で暮らすホロホロチョウの仲間で、繁殖期以外には数十羽の群れになることがあります。
全身は細かな白い斑点のある黒色で、額から頭頂にかけて長い黒い冠羽があります。頭から首の上部には灰色の裸出した皮膚があり、目は赤色です。
コカンムリホロホロチョウは、アフリカの熱帯林で地面を使って暮らす鳥です。カメルーンのジャー動物保護区では、森の各地にいる地上性の鳥として記録されています。森の木々が落とす果実を、地面にいる鳥が利用する様子は、ガボンでも捉えられています。
二〇二二年の修士論文にまとめられたロペ国立公園での研究は、三種の木の果実と、それを訪れる動物を調べました。そのうちキシロピア・エチオピカの木一本の下では、二十四日間に五十七本の動画が撮られ、動物の訪問が四十一回に分けられています。哺乳類十一種と鳥二種が、同じ木の下に現れました。
コカンムリホロホロチョウが記録されたのは一回で、五羽の群れでした。鳥たちは、地面にまとめられた果実を丸ごと食べています。カメラの前には調査者が果実を集め、週ごとに新しいものを補っていました。地面の果実を利用する群れの行動が、短い訪問の映像に残されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ジャー動物保護区の2023年報告では、本種を含むホロホロチョウ類が食用に捕獲され、利用が持続できない可能性が指摘されています。地域の保全には、森林を残す管理と、捕獲が鳥に及ぼす影響の把握が重要です。生息する場所を継続して調べることも、森の鳥を守るための基礎になります。