灰色の毛が腹側までほぼ同じ色で続き、指先は白っぽい小型のトガリネズミです。
体の毛は灰色で、腹側もほぼ同じ色です。前後の手足の指は白っぽく見えます。
Cryptotis medelliniusは、コロンビアの山の森で、カニクイキツネの食べ物にもなる小さな哺乳類です。メデジン近郊の自然保護区には、このトガリネズミとキツネの暮らしがつながる場所があります。
二〇〇〇年から二〇〇六年に行われた保護区の調査は、わなによる捕獲に加え、動物の声や足跡、ふんなどを組み合わせました。本種も捕獲され、キツネのふんの中や道路上の死体からも記録されています。
小さな体の動物でも、残す手がかりは一つではありません。集めた小型哺乳類の標本や、ふんなどに残った体の部分は研究機関に保管されました。生きた個体を捕まえる調査と、ほかの動物に食べられた跡を調べる方法を重ねることで、見つけにくい森の住人の存在が確かめられています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二〇〇九年の調査は、メデジン周辺で進む森林の減少と都市化を挙げ、周囲に残る森林でも早急に調べるよう求めました。本種の道路上の死体の記録も、保護区周辺の危険を調べる手がかりです。地域の道路調査では、継続した記録と、野生動物の存在を運転者に知らせる標識が提案されています。