ユカタンコミミトガリネズミは、灰色の短い毛と小さな目を持つトガリネズミです。ユカタン半島周辺の低地に分布し、夜に小動物を探します。
毛は短く灰色で、目は小さく、耳も小さく毛に隠れます。尾は短く、短い毛が生えています。
ユカタンコミミトガリネズミは、ユカタン半島の低地の森や乾いた低木林にすむ、小さな哺乳類です。目も耳も小さく、短い尾をもっています。
二〇二三年五月四日、メキシコのタバスコ州とカンペチェ州の境にある農園で、一匹が捕まりました。植えて二年のアブラヤシが、高さ約二メートルに育った場所です。研究者は農作物を傷つけるネズミを調べるため、百個のわなを二晩設置し、その二晩目にこの動物に出会いました。
体の大きさや毛色を確かめ、写真を残した後、個体は元の場所に放されました。写真は大学の資料として保存されています。周囲には牧草地が広がり、最も近い森まで約八百メートルありました。著者らは、農園そのものをすみかにしている可能性を挙げています。森から離れた一匹の発見は、人が変えた土地のどこまでを、この小さな動物が使っているのかという問いを生みました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二〇二三年の調査地では、もとの熱帯林の多くが牧草地や農地に変わり、残る森は小さな区画に分かれていました。著者らは、改変された土地でも落とし穴式のわななどを使って調べ、生息場所や保全状況を確かめることを提案しています。