東南アジアに分布する大型の果実食コウモリです。マレーシアでの追跡調査では、国境を越える移動も確認されました。
コウモリの中でも大型で、木の枝に後ろ向きにぶら下がります。
ジャワオオコウモリは、大きな翼で飛び、果実や花、花蜜などを食べるコウモリです。木の枝に足の爪でつかまり、逆さになって食べます。東南アジアの熱帯林や湿地の森などを使い、休む木と、食べ物のある場所を行き来する暮らしをしています。
2016年5月のシンガポールの記録では、森の上を西から東へ5匹のおとなが続けて飛び、木々の上へ下りていきました。記録した人は、そのうち4匹を写真に残しています。掲載された写真では、頭の赤っぽいものと黒っぽいものが見られ、大きな翼を広げて飛ぶ姿が伝わります。
森林が切り開かれることや、休む木が減ること、食肉目的で回復を上回るほど捕らえられることが脅威です。大きな体で遠くへ飛ぶ動物でも、休む木と食べ物のある森が暮らしの基盤になります。森の上を通る姿の記録は、その土地を利用することを知る手がかりの一つです。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
森林の減少、休む木の減少、食肉目的のとり過ぎが脅威です。