エクアドル北中部のアンデス山地で記録されたトガリネズミです。生息環境はおそらく湿った熱帯山地林やパラモと考えられています。背面は黒みのある濃い褐色、腹側は淡い色です。
背面は黒みを帯びた濃い褐色で、腹側はそれより淡い色です。
オスグッドコミミトガリネズミは、エクアドルのアンデス山地にすむ小さな哺乳類です。町の近くに残る山の森にも暮らしています。
二〇二五年の研究は、この動物とアメリカワシミミズクの食物関係を紹介しています。研究者は二〇二二年から二四年にかけて、アンティサナ火山の西側で八十九個の吐き戻しを集めました。二羽の成鳥がとまっていた木の下です。吐き戻しには、食べた動物の骨などがまとまって残っていました。
崩れた吐き戻しのかけらも合わせ、頭骨やあごの骨を博物館の資料と比べると、全体で少なくとも百九十七匹分の獲物が見つかりました。そのうち一匹分が、オスグッドコミミトガリネズミと判断されています。この一匹分は二〇二四年一月に採集した試料に含まれていました。小さな骨は、山で目立たずに暮らす動物が、空から狩る鳥ともつながっていることを伝えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二〇二二年に公表されたタンビジョ・アルトの調査は、この種が捕まった二つの山地林の周辺に、人の活動による強い圧力があると報告しています。著者は、エクアドル固有の動物もすむこれらの森を保全し、継続して調べることを勧めています。