頭に立つ冠羽と細かなまだら模様が目印の鳥です。開けた草地や林の縁で、種子を中心に食べながら暮らします。
頭には先のとがった冠羽が立ち、背は灰色・白・黒が混じる細かな模様です。メスにも冠羽がありますが、オスより短く、色合いは控えめです。
ベネズエラの草原のカンムリコリンは、群れの仲間との結びつきが強い鳥です。捕獲された仲間が入ったわなのそばで、ほかの鳥が休んでいる姿も見られています。発信器を付けて放された鳥も、数日後には仲間と一緒に過ごし、餌を探していました。
2002年から2003年にかけて、ラ・イグアナで五羽に発信器を付け、日中の移動が追跡されました。それぞれが属していたのは、五羽から七羽の別々の群れでした。移動は夕方に大きくなり、各個体の行動範囲は広く重なっていました。群れが別でも、同じ草原の一部を使って暮らしていたのです。
鳥は開けた草原をよく利用していましたが、草原に島のように点在する木立も、その面積から予想されるより多く使っていました。広い草地の中に残る木立が、この地域の鳥の暮らしを支える場所になっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
研究者は、牧草地の中の木立を残す従来の管理方法が、本種にも役立つ可能性を示しています。草地と木立が混じる環境を保つことが、この地域の保全上の課題です。