幅広い翼で木々の間をすばやく飛ぶタカです。英国では森林にすみ、姿を見つけにくい鳥です。
成鳥には白い眉のような線と、白い胸の横じまがあります。若鳥は褐色で、胸の模様は縦の筋です。
オオタカは、ドイツの大都市でも繁殖しています。2014〜2016年、ベルリン、ケルン、ハンブルクの都市3地域と農村4地域で、133の繁殖地にある196の巣を調べ、544羽のひなを記録しました。2016年の餌調査では、都市の餌記録の65.4%がハトの仲間で、農村の35.7%を上回りました。都市のメスは農村より平均12.5日早く産卵していました。ひなが3羽以上の巣も都市で多く見られましたが、産卵日の違いを考慮すると、都市と農村の差は消えました。
都市では衝突や感染症も記録されています。1998〜2017年に集められた死体のうち、都市で見つかったオオタカ151羽では、窓への衝突が死因とされたのは50羽(33.1%)でした。検査したひな542羽では、トリコモナス症の原因となる寄生虫が都市で285羽のうち160羽(56.1%)、農村で257羽のうち67羽(26.1%)に見つかりましたが、補正後の地域差は統計上明確ではありませんでした。研究者は、巣に使う背の高い木と、近くに森や開けた土地がある公園や墓地の保全を提案しています。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界(北米とユーラシアをまとめた旧分類)
IUCNの2021年世界評価は、北米とユーラシアを一種として扱っていた時期のオオタカを低懸念(LC)とし、個体数の傾向を不明としています。2026年のゲノム研究は、ユーラシアと北米のオオタカを別種とする分類を支持し、それぞれの保全評価を求めています。このLC評価は分割前の分類に対する評価です。