青緑色に光る羽と尾の目玉模様が目立つ七面鳥の仲間です。ユカタン半島周辺の森林に暮らします。
体の羽は青銅色が混じる緑色に光り、尾羽には青銅色の目玉模様と金色の先端があります。オスの羽色はメスより鮮やかです。
ヒョウモンシチメンチョウは、森の地面で食べ物を探す鳥です。種子や果実に加え、花や葉も食べます。森と畑が入り交じる場所では、トウモロコシ、ダイズ、ソルガムといった作物も口にします。野生の植物と人が育てる植物の両方が、この鳥の食べ物になります。
2024年の論文は、メキシコのカンペチェ州の二つの地域で調べた食べ物を報告しています。材料は、2013年二〜五月に合法的な狩猟で得られた、主にオスの七十一羽。そのうち食べ物が残っていた六十六羽について、食道やそのうなどの内容物を分け、乾かした重さを量りました。
見つかった植物は二十二種類で、十九種類が野生の植物、三種類が作物でした。食べ物を乾かした重さでは、種子がおよそ八割を占めています。花や葉、果実も含まれていました。畑の穀物が目立つ一方で、周囲の森の植物も使う、この地域での食生活が浮かび上がります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
BirdLifeの2020年の世界評価では、準絶滅危惧とされ、個体数は減少傾向です。食用や取引のための狩猟と、森林の減少・分断が問題に挙げられています。生息地の変化と狩猟・取引を継続して調べ、鳥がいる場所の保護を進めることが提案されています。