羽のような尾を持ち、木の間を滑空する小さな有袋類です。
前脚と後ろ脚の間に、広げて滑空するための膜があります。平たい尾の両側には硬い長い毛が並び、羽のように見えます。
チビフクロモモンガとオオアシフクロモモンガが、別々の種かどうかを調べるため、研究者は遺伝情報と博物館に保管された標本を調べました。尾と後ろ足の形を比べると、遺伝情報で分かれた二つのグループは、以前から知られていた見分け方とも一致しました。この研究は、よく似た二種を別々の種として扱う分類を裏づけました。
標本の記録では、二種の分布がニューサウスウェールズ州とビクトリア州で広く重なりました。重なりの中には、二種を分けずに行われた過去の生態調査地もあります。標本や遺伝子調査用の組織を残していない調査では、記録された動物がどちらの種か後から確かめられません。耳の内部にある円盤状の器官にも、二種の形の違いが見つかりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
研究者は、チビフクロモモンガとオオアシフクロモモンガが、オーストラリア南東部のユーカリ林に広く分布すると報告しています。同地域の森林では、山火事の脅威が増しており、人間活動による気候変動がその一因になっている可能性があると述べています。