Stomacosmethis
- Stomacosmethis balingensis
殻は球状で、巻きの周縁は丸まります。 殻口は円形でやや広がり、口縁は厚くない二重の構造です。二つの口縁の間に隙間はありません。 蓋の外面は石灰質の層に覆われ、短い棘があります。 石灰岩丘陵の森林で、湿った石灰岩の巨礫の割れ目や、地面近くの低木に生息します。 マレーシアのペラ州北部のTasik Temenggor周辺と、ケダ州北東部のBukit Baling・Gunung Pulaiから知られています。
- Stomacosmethis carinatus
殻はほぼ平たい円錐形です。 巻きの周縁には強い稜がありますが、くびれより後方では丸まります。 殻口は円形でやや広がり、厚くない二重の口縁を持ちます。口縁は縫合の位置で翼状になります。 2006年に報告された生息場所は、大きな崩落洞窟内の石灰岩壁です。 標本はマレーシアのパハン州Bukit SaguとBukit Tenggekから記録されています。
- Stomacosmethis kelantanensis
殻は円錐形で、巻きの周縁は丸まり、臍孔は開いています。 殻口の口縁は厚く二重で、上方の外側部分が後方へ折れ、翼状になります。 生体の体はクリーム白色、頭部は淡桃色で、触角は黄色に赤い先端を持ちます。 湿った日陰の森林で、岩の割れ目や石灰岩の溶食穴に生息します。石灰岩地帯と非石灰岩地帯の両方に見られます。 マレーシアのクランタン州南部に広く見られ、標本はパハン州からも記録されています。
- Stomacosmethis perakensis
殻は円錐形で、巻きの周縁は丸まり、臍孔は開いています。 殻口は円形に広がり、厚くない二重の口縁を持ち、縫合の位置に切れ込みがあります。 生体の体はクリーム白色、頭部は桃色、触角は褐色です。 石灰岩丘陵の日陰の森林で、乾いた石灰岩壁と湿った石灰岩壁の両方に生息します。一部の個体は崖のそばの木の幹や倒木でも見つかっています。 マレーシアのペラ州中部・北部と、ケダ州北東部のBukit Baling・Gunung Pulaiから知られています。タイ南部のYalaにも標本記録があります。
- Stomacosmethis regalis
殻は円錐形で、巻きの周縁は丸まり、臍孔は開いています。 殻口は円形で大きく広がり、口縁は二重で、ときに厚くなります。 生体の体はクリーム白色、頭部は桃褐色で、触角の先端は褐色です。 粉状の地衣類に覆われた乾いた岩面に生息します。 マレーシアのパハン州中部、Gunung SenyumとGunung Jebak Puyuhの石灰岩丘陵から知られています。
- Stomacosmethis roebeleni
殻は円錐形で、巻きの周縁は丸まり、臍孔は開いています。 殻口は円形で大きく広がり、口縁は一重から二重で、厚くなりません。 蓋は凹状で丸く、外面は薄い石灰質層に覆われて滑らかです。 記録された環境は、石灰岩丘陵の日陰の森林にある、コケに覆われた石灰岩の割れ目です。 マレーシアのプルリス州中部の石灰岩丘陵と、タイ南部のKoh Samui・Phatthalungから標本が記録されています。
- Stomacosmethis senyumensis
殻は円錐形で、臍孔は部分的に閉じています。 殻口は円形で、特に内軸側で大きく広がります。口縁は厚く二重で、上方の外側部分が後方へ折れ、翼状になります。 生体の体はクリーム白色、頭部は桃色で、触角は黄色または赤色です。 石灰岩丘陵の日陰の森林で、湿ってコケのある石灰岩壁や巨礫に生息します。 マレーシアのパハン州中部、Gunung SenyumとGunung Jebak Puyuhの石灰岩丘陵から知られています。