ルリコノハドリは、樹冠や中ほどの枝で単独またはつがいで見られる、青と黒の鳥です。
オスは鮮やかな青い頭頂と赤い目を持ち、メスは青みを帯びた羽がオスより落ち着いた色合いです。
ルリコノハドリは、東南アジアの雨林にすむ鳥の比較研究に含まれました。研究者は現代の標本と過去に採集された標本からDNAを調べ、5種を比較しました。解析には、進化の間も変化しにくいDNA領域が使われ、種ごとに753から4,501の変異する遺伝領域が見つかりました。調査対象はインドシナとスンダランドにまたがり、主な系統は約50万から150万年前に形成されたと推定されました。
ルリコノハドリでは、インドの集団と、ジャワ島またはパラワン島などスンダ列島周辺の標本の間に大きな遺伝的な違いがありました。著者らは、島へ渡った後に集団間の交流が少なくなり、系統が分かれた可能性を述べています。地理と移動のしやすさが、雨林の鳥の集団の歴史に結び付く例です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
比較研究では、インドとスンダ列島周辺の標本から、ルリコノハドリの大きく異なる遺伝系統が見つかりました。著者らは、島への移動後に集団間の交流が限られた可能性を論じています。