シロハラサケイは、乾燥した草原などにすむ地上性の鳥です。ヨーロッパの資料では、オスは尾の中央が長く伸び、メスとは胸や顔の模様が異なります。
ヨーロッパの資料では、オスとメスとも腹と翼の裏側が白く、オスは尾の中央が長く伸びます。オスは胸に黒い帯があり、メスは砂色の顔と胸に黒い線が並びます。
シロハラサケイは、低密度で見つけにくい草原の鳥です。スペイン北東部リェイダ平原の調査では、2022年に羽やふんを使う遺伝子標識再捕獲法と、観察距離から数を推定する2種類の方法が比べられました。遺伝子の方法では、繁殖前の時期に22か所の休耕地でサンプルが集められました。試料は4月5日から5月12日までの5回の訪問で集められ、羽とふんが毎回探されました。
遺伝子標識再捕獲法による推定は105羽で、範囲は84〜136羽でした。この方法は他の2つより精度が高く、通常の農地鳥調査をまねた観察では確認数が少なく、個体数を正確に見積もれませんでした。人目につきにくい鳥の調査では、方法と調べる時期が結果に関わります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
小さな地域個体群の保全状況を知るには、数をできるだけ正確に調べる必要があります。リェイダ平原では、羽やふんから個体を見分ける方法が、比較した調査法の中で最も精度の高い推定を出しました。著者らは、この方法が草原性の小規模個体群を調べる助けになると述べています。