西アジアの森林や果樹園に暮らす樹上性のリスです。木の種子を主に食べ、カシ類の種子は広い範囲で重要な食物です。
背中は栗色がかった灰色からまだらな黄褐色、目の周りには淡い輪があり、腹側は栗色から黄みのある淡色と記されています。
レバノンのホルシュ・エデン自然保護区で、ペルシアリスの食べものと活動時間が調べられました。保護区は約1,000ヘクタールで、森林の中心部は約450ヘクタールです。罠では572日分の調査で捕獲が2回にとどまりましたが、カメラは姿の確認に役立ちました。食べられた松ぼっくりを調べる方法も加え、森の中の利用場所を記録しました。
観察では松ぼっくりをヒマラヤスギの球果より多く食べ、活動は朝6時ごろから夕方6時ごろまで続きました。カメラ記録で活動が最も多かったのは午前9時から午後2時です。種子の消費量と必要なエネルギーから、調査地の密度は1ヘクタールあたり1.04〜1.82匹と推定されました。食べあと、映像、目視記録を組み合わせる調査の形が示されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
保護区では捕獲わなに加え、カメラと食べられた球果の記録が利用場所の確認に使われました。捕獲数が少ない調査でも、複数の観察方法から活動の違いを把握できました。