コクイナは茂った湿地でひそかに暮らす小型の水鳥です。ブルガリアでは繁殖地が点在し、主にドナウ川沿いと黒海沿岸の沼地に記録されています。
秋に見られる成鳥は、オスでは腹側が鉛色、メスでは腹側が淡いベージュ色で白い喉があります。背には茶色と黒の筋があり、くちばしの根元は赤みを帯びます。
オランダの繁殖記録では、5–8月に水辺の密な草や葦の間に巣を作り、オスとメスが交代で卵を温めます。普段は草や葦に隠れ、声で存在が分かることもあります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ポーランドの湿地で2012〜2014年に調べたコクイナ51巣のうち、32巣でひながかえりました。巣の生存率は、縄張りの植生密度と水深、巣の場所の植生の高さと正の関係がありました。