カワリサンコウチョウは、枝の間をすばやく飛びながら虫を捕らえる鳥です。オスの一部には、長く伸びた中央の尾羽があります。
オスの中には中央の尾羽がとても長く伸びる個体がいますが、すべてのオスに見られるわけではありません。メスの尾羽はオスより短いです。
カワリサンコウチョウの繁殖行動を記録した調査は、インド西ベンガル州南部のイシャプールにある湿地沿いで行われました。研究者は野生の一つがいを観察し、巣づくり、抱卵、ふ化、親鳥による世話を、ひなが巣から出始める時期まで追いました。巣はマンゴーの枝に地上4.15mの高さで作られていました。
巣では三羽のひなが観察され、親鳥は卵を温め、ふ化後はひなに小さな獲物を運びました。記録には、アリや小型の昆虫、イトトンボの一部を含む餌が登場します。観察は一組の親鳥に基づき、湿地沿いの巣での育雛を詳しく示しています。天候にともなう行動の変化や近くにいた他の鳥の存在も記録されました。観察期間は2017年6月5日から7月19日でした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
インドの『State of India’s Birds 2025』では、カワリサンコウチョウの保全優先度は「低」、直近の個体数傾向は「安定」と評価されました。一方、長期の個体数傾向は「判断できない」とされました。長期推定変化は−7.91%で、示された範囲は−18~3.57%と減少・増加の両方を含みます。直近の年変化は−0.42%、示された範囲は−1.2~0.35%でした。評価では森林と植林地に結びつく種で、インド国内を季節移動する鳥として扱われています。Bird Count Indiaの移動図は、2025年までのeBird観察を使い、インドのチェックリストで見つかる割合の季節変化を示しています。