キバラマーモットは、黄色みを帯びた腹と赤茶色の背中が特徴のマーモットです。イエローストーン国立公園の説明では、岩場近くの草地で植物を食べ、冬眠します。
背中は赤茶色で、腹は黄色みを帯びます。耳と尾は小さめです。
カリフォルニア州のシエラネバダ山脈では、キバラマーモット、ベルディングジリス、キンイロジリスが同じ山地に暮らしています。研究チームは2009年から2012年に集めた5,879件の観察記録を使い、標高2,500〜3,700mの高山帯と亜高山帯で、3種の環境利用を比べました。調査範囲は南北320kmに広がっていました。記録の内訳はベルディングジリス2,218件、キバラマーモット1,703件、キンイロジリス2,048件でした。
草地はキバラマーモットとベルディングジリスにとって重要で、針葉樹はキンイロジリスの環境を説明する要素でした。降水量はベルディングジリスでは正の関係、キバラマーモットとキンイロジリスでは負の関係でした。3種が利用する環境は、同じ山地の中でも異なっていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
研究では、キバラマーモットの生息環境を気候だけでなく、地形や土地の覆い方も含めて捉える必要が示されました。草地も同種の環境を説明する重要な要素でした。将来の生息地を予測する際も、複数の環境要因を合わせて見る方法が有効です。