耳のように立つ長い羽が目立つフクロウです。草地の近くの林や茂みを利用します。
頭の長い飾り羽は耳ではありません。褐色がかった灰色の羽には、縦にのびる暗い模様があります。
町なかで昼を過ごすトラフズクは、夕方になると並木道に沿って郊外へ向かうことがあります。セルビア北西部のソンボルでは、町の中心から外へ延びる大通りの木々に沿って、ねぐらを出た鳥が飛んでいました。観察されたのは木の枝葉より上を進む姿です。緑の少ない、建物が密集した場所や町の外れで見られる鳥は少なめでした。
2015〜2019年の秋と冬に行われた観察と足環による記録では、101羽が捕まり、そのうち7羽が後に再び捕まりました。7羽のうち6羽は、初めに捕まったのと同じ並木道で見つかっています。3羽は同じ冬、4羽は次の冬の再確認でした。雪の多かった2018年3月には、並木の枝葉に集まって眠るノハラツグミを狩る姿も観察されました。町の緑は、日中の休息場所の周りだけでなく、夜に行き来する道にもなっていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
米国マサチューセッツ州の2025年の資料は、トラフズクの巣やねぐらへの人の接近、開けた生息地の減少や変化、ネズミを駆除する薬への接触を、地域で考えられる脅威に挙げています。州は、巣やねぐらを人の妨げから守り、生息する場所でネズミ用の薬を減らす対策を示しています。巣やねぐらが確認された場所に、巣として使える人工のかごを置く方法も提案されています。