水辺近くの木のある場所などを利用する、地上暮らしのマングースです。
低く細長い体と短い脚を持ち、長く毛深い尾の先は黒くなっています。毛色は主に灰色で茶色の細かな模様があります。
ポルトガル本土でこの種が分布する9県のうち7県から、2008〜2014年に狩猟管理を通じて集めた507頭分の資料を調べた研究があります。メスは卵巣の重さから推定した繁殖活動が12月から6月に高まり、妊娠個体20頭は12月〜7月に見つかりました。4月に8頭、3月に5頭が確認され、妊娠したメスの子の数は平均2.75頭でした。授乳中のメス10頭は3〜8月に記録され、最も多かったのは7月でした。
一方、オスの精巣は2月に重さのピークを示した後、年の残りも大きく減りませんでした。調べた個体の内訳はメス269頭、オス238頭で、テージョ川を境にした北部と南部の個体を含みます。メスとオスで、繁殖に関わる器官の季節変化が異なっていました。
IUCN Red List · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
IUCNの世界評価では、エジプトマングースは2016年に低懸念(LC)とされ、評価日は同年2月27日です。評価書は、広く分布し、地域によっては普通に見られ、多くの保護区にも生息すると説明しています。世界全体の個体数傾向は安定し、種全体に大きな脅威はないと判定されました。一方、地域的な脅威として、イベリア半島での殺鼠剤などによる中毒、ポルトガルでの狩猟や捕獲を挙げています。