アオコンゴウインコ(Cyanopsitta spixii)は灰みの青い羽を持つ中型のインコです。歴史的な野生分布はブラジル北東部の川沿いの林に限られていました。
中型のインコで、羽は灰みの青色です。オスとメスは見た目がほぼ同じです。
ブラジル東部のカアチンガで、2022年に飼育下で育てたアオコンゴウインコ20羽を2回に分けて野生へ放しました。群れには同じ地域にすむアカビタイヒメコンゴウインコ15羽も加え、放鳥後の行動や生存を観察しました。
放鳥後1年間の推定生存率は58.3%でした。放した個体の65%は一時的な遠出を除き、放鳥場所から5キロ以内に安定した行動範囲を作りました。放した個体の85%は群れのまとまりを保ち、3羽のメスが産卵・抱卵しました。2023年には人工巣でひな2羽がふ化しましたが、1羽は巣立ち前に死亡し、もう1羽は11月8日に巣立った後、17日に死亡しました。放鳥群と野生のアカビタイヒメコンゴウインコとの交流も観察されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
放鳥後の調査には地域住民による参加型モニタリングも取り入れられ、野生へ戻した鳥の行動を継続して把握する方法として位置づけられました。