乾燥地の岩場にすむ大型のフクロウで、夜に獲物を探します。
短い耳羽が立ち、黄橙色の目と猫のような顔つきが目立ちます。
サバクワシミミズクは、乾いた土地にすむ大型のフクロウです。イラクでは、それまで公表された記録が西部の砂漠の少数地点に限られ、イランでの記録は確認されていませんでした。Al-Sheikhly、Mikkola、Mousaviは、現地での観察と写真をまとめ、2017~2020年にイラク西部から南東部で得られた記録と、イラン西部の分布を確認しました。この研究は観察地を示すもので、個体数の増減を調べたものではありません。
イラクでは、2017年に古代都市ウルの遺跡と南部のジャバル・サナムの岩崖で成鳥が観察され、2018年にはイラン国境近くのザグロス山麓でも記録されました。イラン西部では2020年、フーゼスターン州の2地点で成鳥が撮影されました。著者らはイラクで、繁殖期に成鳥が網で捕らえられ、巣穴から幼鳥が持ち出されて鳥市場で売られる例を報告しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
著者らは、イラクとイランにおけるサバクワシミミズクの生存状況は十分に分かっておらず、監視が必要だと述べています。イラクでは繁殖期の2~6月に、成鳥の捕獲や巣穴からの幼鳥の持ち出しが報告され、鳥市場でかご飼い用に売られていました。