コクレルシファカは、白い体に胸や手足の茶色い斑があるキツネザルです。木の間を後脚で跳び移り、葉を中心に食べます。
体の大部分は白く、胸と手足に栗色の斑があります。顔は黒く、目は黄色で、手足と尾が長い姿です。
コクレルシファカは、マダガスカル北西部の乾いた森林に暮らします。体を立てて幹につかまり、力のある後ろ足で木から木へ跳び移ります。地面では横向きに跳ねて移動します。若い葉や花、果実、樹皮などを食べ、季節によって食べ物が変わる森の暮らしを送っています。
デューク・レムール・センターでは、このシファカの繁殖や飼育の知識を積み重ねてきました。2021年には四つがいがドイツと英国の動物園へ移り、欧州での保全繁殖が始まりました。英国チェスター動物園で子が生まれ、2025年にもドイツと英国で新たな誕生が報告されています。
飼育下の集団を複数の場所で保つ活動に加え、マダガスカルでも協力が進められています。2023年には、現地の行政とセンターが、民間施設にいるコクレルシファカについて協定を結びました。森林の減少や狩猟が続く中、野生のすみかと、保全施設でつなぐ血筋の両方が課題になっています。
IUCNレッドリスト(保全施設の種紹介掲載) · 深刻な絶滅危惧(CR) · 世界
森林の減少、火災、狩猟などが脅威です。保全施設では血筋を管理した協力繁殖が行われ、マダガスカルの行政や施設とも、繁殖や飼育を支える協力が進められています。