オナガサイチョウは、スンダ地域の熱帯林に暮らす大型のサイチョウです。頭のかぶと状の部分は固く、イチジクなどの果実をよく食べます。
大きな体と長い尾羽を持ち、くちばしの上のかぶと状部分は固い骨質です。オスの喉は赤く、メスは青みがかった皮膚をしています。
オナガサイチョウは、東南アジアの広い森林にすむ大きな鳥です。くちばしの上には、カスクと呼ばれる中身の詰まった重い突起があります。長く伸びた尾の中央の羽も特徴です。イチジクなどの実る木を訪ね、森の高い場所を移動します。
オスの声は、初めは低い音がゆっくりと間を空けて続き、次第に速くなって、最後は大きな笑い声のように響きます。メスが少し高い声で加わることもあります。頭の突起をぶつけ合う行動もあり、森の中で相手と関わる姿に、この鳥ならではの声と体が使われています。
その固いカスクは装飾品などの取引の対象になり、密猟が深刻な脅威になっています。専門家グループの保全戦略は、取引や需要を減らすことと、野外で鳥と生息地を守ることを重視しています。果実のなる木がある広い森と、そこで生きる鳥の両方を守る課題が続いています。
IUCNレッドリスト(サイチョウ専門家グループ掲載) · 絶滅の危険が極めて高い(CR) · 世界
カスクを目的とする密猟と森林の減少が脅威です。専門家の保全戦略では、取引と需要を減らし、地域の人と協力して野外の鳥と生息地を守ることが重視されています。