ハジロアホウドリは長い翼で海上を滑空する大型の海鳥です。タスマニア沖の島々で繁殖します。
成鳥は白い体と長い翼をもち、翼の上面と尾は暗い灰色です。幼鳥は成鳥に似ていますが、頭が灰色です。
ハジロアホウドリはタスマニア沖のアルバトロス島で繁殖します。Claire Masonらは7年間に96羽の抱卵中の鳥を調べ、位置記録から308回の採餌旅行を比べました。鳥たちは繁殖島からおよそ500キロ以内の海域を利用し、その範囲の中で採餌場所を選んでいました。
旅行の約半分は島の西側にある大陸棚の縁へ向かい、残りは大陸棚の内側の浅い海域で行われました。同じ鳥の別々の旅行先は、別の鳥の旅行先より似ている傾向があり、個体ごとに利用海域が異なりました。繁殖中の個体群が近隣の海をどう使うかを示す記録です。こうした個体別の記録は、海の環境が変化したときに利用場所がどう動くかを比べる基準にもなります。研究者は年ごとの記録も比べています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
アルバトロス島で抱卵中の96羽は、繁殖島から約500キロ以内を採餌に利用しました。島の近くでも、個体ごとに繰り返し使う海域は異なっていました。