背中の市松模様と長く動く鼻が目立つ大型のハネジネズミです。昼間に地上を動き、アリやシロアリなどを探します。
背中には栗色と淡い色が交互に並ぶ模様があります。鼻先は細長く、地面の小さな餌を拾うのに使います。
テングハネジネズミは、タンザニアなど東アフリカの森林にすむ大型のハネジネズミです。タンザニアのウドゥングワ山地では、その一亜種R. cirnei reichardiと、近くに分布するハイイロハネジネズミが比較されました。研究者は五つの地点から得た標本を使い、二つの系統の近縁関係を調べています。
系統解析では二つの動物はそれぞれ別の系統として確認されました。一方、いくつかの地域ではミトコンドリアDNAに過去の交雑を示す記録がありました。標本はテングハネジネズミ亜種8頭、ハイイロハネジネズミ22頭を含みます。森林が広がったり縮んだりした過去の気候変化も、山地の動物の分布に影響した可能性としてモデルで検討されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ウドゥングワ山地のテングハネジネズミ亜種は、近くにすむハイイロハネジネズミとは別系統と確認されました。一部の地域には過去の交雑を示すDNAの記録があり、山地森林の気候変化と分布の歴史も研究対象になっています。