オーストラリア本土の東部・南東部にすむ鳥です。低い枝などから、地面の昆虫へ飛びかかって捕らえます。
成鳥の頭と背中は灰色、腹側は黄色です。若い鳥は赤褐色で、成鳥とは姿が違います。
キバラヒタキは繁殖期にペアで縄張りを保ちます。マーチャントは1975〜1986年、オーストラリア東岸モルヤ近郊で観察し、縄張りの広さはおよそ1〜2haと報告しました。対象は約10haずつの二つの調査区でした。1980年の火災直後に繁殖数は減らず、翌シーズンに減少しました。定着したペアは繁殖中に縄張りを守り、繁殖期以外は同じ範囲で暮らしながら防衛は確認されませんでした。
若いオスが親や近隣の巣に付き添う例もあり、こうしたヘルパーが確認されたのは年間繁殖の約5分の1でした。初めて繁殖を試みた若鳥はほとんど成功せず、その後に分散しました。火災の影響や繁殖行動の記録は、モルヤ近郊の調査区で10年以上続けた観察から得られました。
IUCN Red List of Threatened Species · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
BirdLife Internationalによる2016年のIUCNレッドリスト評価では、キバラヒタキは世界全体で低懸念(LC)でした。