大きな木のある林で暮らし、夜に昆虫を捕らえるフクロウの仲間です。
頭から背は黒褐色で、腹側には白い部分と縦の模様があります。目は黄色です。
アオバズクは、日本と東南アジアの間を大きく回るように移動します。東北地方で繁殖するオスにGPSロガーを付けたところ、1羽の位置情報から時計回りの渡りの道が分かりました。フィリピンのルソン島を通る道は、以前に足輪を付けられた鳥が再び見つかった場所とも合いました。この個体は、秋と春の両方に1,400kmを超える海を渡りました。
冬はインドネシアのカリマンタン島で過ごし、周りをアブラヤシ農園に囲まれた、できて4年の若い林を使いました。東北の繁殖地を出て、ルソン島を通り、カリマンタン島で冬を過ごす一年の道筋が分かりました。秋に南へ進む道と春に北へ戻る道は、時計回りの輪のようにつながり、日本と東南アジアを結びます。
IUCN Red List · Least Concern (LC) · Global species-level assessment
BirdLife Internationalの東アジア・オーストラリア地域の種一覧では、アオバズクはIUCNの低懸念(LC)区分で掲載されています。今回確認した一覧には評価年や個体数推定は示されていません。2026年のGPS研究は1羽の年間移動を記録した事例で、渡りの道と越冬地の環境を示しますが、種全体の数や増減を測る調査ではありません。