イワヒバリは高山の岩場や雪渓の近くで見られる小鳥です。日本の記載では、頭と胸は灰黒色、脇は赤褐色で、背には細かな斑があります。
頭と胸は灰黒色で、赤褐色の脇と斑のある背が目立ちます。
欧州アルプスの高地に暮らす4種について、研究者は市民科学の記録と気候モデルを組み合わせ、将来も適した環境が残る場所を調べました。イワヒバリでは、2000年以降の繁殖期の記録1万4,483件が使われました。予測では2041〜2070年の気候を4つのモデルで比べています。対象4種の繁殖期の記録は合計96,861件で、うちイワヒバリは14,483件でした。
イワヒバリに適した場所の平均標高は、現在の基準期間で2,214メートルでした。将来予測ではモデルにより2,416〜2,584メートルへ上がりました。4種すべてで適地がより高い場所へ移る結果となり、イワヒバリでも気温上昇に伴う分布変化が示されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
予測では、イワヒバリの現在の適地の約52〜53%が2041〜2070年にも適した区域として残りました。4種中3種以上に共通する約1万4,865平方キロメートルの避難地のうち、保護区に含まれるのは44%でした。気候変動に備える地域の一部は、既存の保護区の外にあります。