インドムササビは森の樹洞や樹冠で暮らし、前脚から後脚に伸びる膜で木々の間を滑空します。
手首から足首まで皮膜が伸び、木から木へ滑空するのに役立ちます。背中は赤茶色から黒っぽく、腹側は茶色から白っぽく見えることがあります。
インド東部オディシャ州のバドラマ野生生物保護区で、インドムササビの写真記録が報告されました。約304平方キロメートルの保護区には、サル林や乾燥落葉樹林が広がります。観察は2021年10月20日の午後6時ごろ、クタブ森林道からクタブ村へ向かう途中に行われました。本種の州内記録はなく、保護区で初めての写真証拠でした。
観察個体はサルの木から約20メートル滑空し、タマリンドの種子を食べていました。その後もサルの木からマフアの木へ何度か滑空した様子が記録されました。記録には観察時刻、場所、移動の距離、食べものが残されています。ひとつの保護区で得られた写真によって、インドムササビの現地での行動が具体的に記録されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
バドラマ保護区の写真記録では、インドムササビがサルの木から約20メートル滑空し、タマリンドの種子を食べていました。